カメラ関連のモノ・コト

SONY ZV-1とOsmo Pocketを徹底比較【Youtube・VLOG】

SONYから発売されているVlogger、Youtuber向けカメラ「VLOGCAM ZV-1」。多くのYoutuberがZV-1を手に取り、VLOG動画をYoutubeにアップロードして楽しんでいます。

 

それと並んで比較されるのが、ジンバルを搭載して手ブレを極限まで抑えた超小型カメラ、DJI Osmo Pocketの存在。

 

今回はSONY ZV-1Osmo pocketどちらを購入するか迷っている人に向けて、それぞれのカメラを徹底的に比較し、

  • ZV-1の方が向いている人
  • Osmo Pocketの方が向いている人

について、実際に購入し利用している中で感じたことや経験なども交えながら解説していきます。

それではさっそく徹底比較を始めていきましょう!

【徹底比較】ZV-1 VS Osmo Pocket

ZV-1とOsmo Pocketを比較するために、重要な項目のみをピックアップした表を以下に作成しました。

SONY ZV-1Osmo Pocket
本体サイズ105×60×43.5 mm122×37×29 mm
重さ294 g116 g
バッテリー駆動時間約75分約140分
手ブレ補正強いかなり強い
有効画素数2010万画素1200万画素
F値F1.8-2.8F2.0
画角84°-34°(24-70mm)80°(26mm)
オートフォーカス強い普通
値段99900円(本体のみ)36960円 (本体のみ)

〜大きさ・重さ〜

一般的にZV-1はコンパクトカメラOsmo Pocketはアクションカムに分類されることからも分かる通り、Osmo Pocketの方がコンパクトさ・軽さでは上回っています。しかしZV-1も一眼レフカメラなどに比べるとかなりコンパクトに設計されています。

〜機能(バッテリー駆動時間・手ブレ補正)〜

バッテリー駆動時間はZV-1が75分Osmo Pocketが140分となっています。これは連続して動画を撮影し続けた場合の耐久時間を示しています。

VLOGを撮影する上で欠かせない機能が「手ブレ補正」。
ZV-1では「光学式手ブレ補正」Osmo Pocketでは「3軸スタビライザージンバル手ブレ補正」が搭載されています。

手ブレ補正の強さはOsmo Pocketが僅差で強いといった印象。ドローンやカメラ用ジンバルなどで業界を席巻しているDJIが開発したOsmo Pocketは小さな本体からは考えられないほど強力な手ブレ補正機能を備えています。

しかし、ZV-1の手ブレ補正もカメラ業界のなかではトップクラスであることは間違いないでしょう。

〜カメラ性能〜

表における「有効画素数」〜「オートフォーカス」がカメラの性能を示しており、カメラの性能に関してはZV-1が上回っています。

F値は焦点距離を表しており、「F値が小さければ小さいほど背景がボケる」と覚えておきましょう。(厳密には少し異なりますが、最初のうちは気にしなくて大丈夫です。)

画角に関してはそれぞれ24mm,26mmであり、自撮りをするにはどちらも少し狭いと感じてしまうかも。
しかし、ZV-1はシューティンググリップとセットで売られているように、グリップを使うことを前提として設計されています。それによって、カメラのレンズから顔までの距離がグリップの長さの分だけ大きく取れるため、Osmo Pocketに比べると余裕を持った構図でVLOGを撮れると考えられます。

〜値段・コストパフォーマンス〜

ZV-1は2020年5月に発売されたばかりであり、10万円を超えかなり値段が張りますが、Osmo Pocketは発売当時から10000円程度値下がりした35000円前後という、カメラにしてはかなり低い価格帯に落ち着いています。

コストパフォーマンスを考えた場合、高いお金を払えば良い機能がそろった良いカメラが手に入ることは当たり前ですが、ZV-1の3分の1程度の金額でOsmo Pocketが手に入ると考えればかなり高コスパな選択である言えます。

ZV-1にしかない便利な機能・強み

主役が映えるユニークなワンタッチ機能「背景ぼけ切り換え」

背景をぼかしたいときは、「背景ぼけ切り換え」ボタンを押すだけ。
一気に雰囲気がガラッと変わり印象的なシーンに。焦点を合わせたい対象物が際立った印象的な映像が撮影できます。

image credit : SONY

また逆に、背景をボケさせずに街並みや風景をクリアに見せたいときも、ボタンひとつで切り換えることができます。

素早くピントの移動ができる「商品レビュー用設定」

商品レビュー用設定ボタン」をひと押しすれば、顔から商品へ、商品から顔へのピント合わせがスムーズに行えます。

焦点を合わせるべき被写体をすばやく判別し、驚くべき速さでその被写体にピントを合わせることができます。

このAF追従スピードはプロのカメラマンが使うようなガチカメラと比較してもトップレベルに速い!!!

肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果

画面内に人の顔が写っているときにその顔を認識し、自動的に写りが良くなるように色調を整え、肌を明るくキレイに撮影してくれます。

女性にとっては嬉しい機能に違いありません。

Osmo Pocketにしかない便利な機能・強み

3軸スタビライザーのジンバルで手ブレがほぼ完全に消える

Osmo Pocketの最大の特徴とも言える「3軸スタビライザーのジンバル」。

image credit : DJI


まるで首を傾げるような動きをするOsmo Pocketの首の部分がこのジンバルにあたります。

このジンバルにより、あの小さなボディからは考えられないほど強力な手ブレ補正を実現し、ほとんど手ブレを感じさせない滑らかな映像を撮ることができます。

タイムラプスのさらに上を行く「モーションラプス」「ハイパーラプス」

モーションラプスとは、カメラの向きを変えながら、タイムラプスのように動画を作成する撮影技法。
タイムラプスのひとつのジャンルとして確立されています。

Osmo Pocketはカメラボディを固定した状態でも首から上の部分だけを自由に動かすことができることができます。そのためにモーションラプスを簡単に撮影することができます。

ハイパーラプスについても同様です。

モーションラプス・ハイパーラプスはシネマティックでお洒落なVLOGを撮影するには必要不可欠な撮影方法です。これをVLOGに入れると一気に手の込んだ雰囲気が作り出せます。

いつでも顔を画面の中心に自動で収めてくれる「フェイストラッキング」

ZV-1を含め一般的なカメラはカメラボディにレンズが固定されています。
それに対し、Osmo Pocketは先ほども述べた通り、首から上の部分だけを自由に動きます。

ZV-1では手の動きや向きによって画面に映る範囲にズレが生じてしまうような場合でもOsmo Pocketは常に顔が画面の中心に映るように自動でカメラの向き・位置を調節し、画面に写る範囲が一定となる映像を撮影できるフェイストラッキング機能が搭載されています。

ZV-1を買ってもいい人・買ってはいけない人

○カメラで写真・動画を撮ることが楽しそうだと考えている人にはうってつけのアイテム

VLOGなどの動画だけでなく、iPhoneなどのスマートフォンよりもクオリティの高い写真・綺麗な写真が撮りたい、と考えている方はZV-1をお勧めします。

ZV-1はコンパクトカメラであり、アクションカムのOsmo Pocketに比べて一眼レフやミラーレスに近い使い方ができます。

△荷物(機材)が増えることにネガティブな人は要注意!

注意すべきなのは「荷物が急に増える」ということ。カメラは本体だけでも結構な重量があり、さらにシューティンググリップや交換用バッテリー、外部マイクなどアクセサリー類なども加えると、重量だけでなくカバンの大部分を機材が占める、ということも考えられます。

荷物(機材)が増えることにネガティブな人はよく考えて購入を検討しましょう。

Osmo Pocketを買ってもいい人・買ってはいけない人

○荷物を増やしたくないが日常の写真やVLOGなどをハイクオリティに撮りたい人はOsmo Pocketを買うべし。

Osmo Pocketの必要機材は本体のみ。

ポケットにすらすっぽり入ってしまうほどの小ささなので、荷物を増やしたくないけど日常の写真やVLOGなどをハイクオリティに撮りたい人にはOsmo Pocketをおすすめします。

△一眼やミラーレスカメラのような、ボケ味を生かした印象的でシネマティックな映像を作りたい人は避けた方がいい

私はOsmo PocketとフルサイズミラーレスカメラのSony α7IIIとを併用して動画を撮影していますがOsmo Pocketの不満な点がここ。

Osmo Pocketはボディが小さい分カメラの機能が制限されており、ミラーレスに比べるとボケが少ない。

一眼レフやミラーレスカメラのような、ボケ味を生かした印象的でシネマティックな映像を作りたい方は要注意です。

ただ、普通のカメラには搭載されていない機能がOsmo Pocketには多く搭載されているため、現時点でも私の動画撮影機材の第一線として活躍しています。

まとめ

本記事ではZV-1とOsmo Pocketの徹底比較を行いました。

僕は普段からOsmo Pocketを愛用しています。最高にコンパクトなのに最高な機能性で、旅行の時などにも重宝しているのでほんとうにおすすめです!

自分が購入してから使用する目的にあったカメラを買い、後悔のないカメラライフをエンジョイしていきましょう。

クリエイター / フォトグラファー
Yoco(ヨーコ)
【interior, architecture, gadget, camera, fashion】に目が無い京都在住のモノ好き。暮らしを整える「良いデザイン」のモノ・コトを紹介しています。〔 Engineering and Design at Kyoto Univ. 〕
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