みなさんいかがお過ごしでしょうか。 本日も『僕らの暮らし』をお読みいただきありがとうございます。 管理人のYosuke (@_yosk_)です。
ここでは「暮らしを整えるアイデア」をモットーに、ちょっと暮らしを素敵にしてくれるモノ、多くの人に知って欲しい日々の生活で役に立つコトなど、僕が本当に良いと感じた「モノ」・「コト」を分かりやすく丁寧にご紹介しています。最近はガジェット系のアイテムのレビューが基本的には多いです。

ついにSonyから発表されたα7S III。
これまでのa7シリーズから機能面でも大きく飛躍し、発表初日であるのにもかかわらず、すでに購入を決意した人も多く見られます。
今回は新しく発表されたSony α7S IIIの詳しい解説に加え、Sony α7S IIやSony α7 IIIからどこが進化したのか、注目すべきポイントはどこなのかについて、これらを比較しながらお話ししていきます。
Sony α7S III
ついにSony α7S IIIが発表され、カメラに興味のある方にとっては見逃せないニュース、ぜひとも把握しておきたいところ。
Sony α7S IIIの特徴をまとめるとこんな感じ。
- 1210万画素 Exmor R CMOS センサ
- 4K 120pのビデオ撮影が1時間以上可能
- ISO感度 80-102400 (ISO 40-409600)
- 16-bit 出力のRAWビデオ撮影 (60p)
- 940万画素の有機EL EVF
- バリアングルタッチスクリーン
- USB Type-CとMicro USBをダブルで搭載
- 価格は約45万円(税込み)
最高4K 120pで1時間以上の撮影が可能
ついに最高4K 120pでの撮影が可能になりました。これは画質を追い求める沼にハマった人間にとって、あまりにも魅力的な内容。
これまでYoutubeなどの動画プラットフォームではFull HDの解像度があれば十分でしたが、これから4Kが当たり前の時代に突入していくことを考えるとおもわず手がでてしまいそうになります。
さらにCFexpress Type Aに対応したカードスロットが搭載されていることもあり、転送速度もバリバリに速い。楽しみです。
ついにバリアングル液晶を搭載
ついにSony α7S IIやSony α7 III、Sony α7R IVでは実現されなかったバリアングル液晶モニターが搭載されました。
先日発売された、YoutuberやVlogger向けのコンパクトカメラ「SONY VLOGCAM ZV-1」と同様、昨今の動画撮影ブームと顧客のニーズに合わせてバリアングル液晶が採用されています。
USB Type-CとMicro USBをダブルで搭載
地味に嬉しいのがここ。取り回し的にはType-C端子が必要なのは当然ですが、注目すべきポイントはMicro USBも同時に搭載されているという点です。
先に発売されているSony α7R IVにも同様のシステムが搭載されており、そのシステムをそのまま持ってきた、というところでしょうか。
多くの周辺機器はType-Cに移行してきているのですが、いまだにMicro USBを採用している製品も多く残っているというのが現状。
これに対応できるように両端子をボディに搭載しています。
α7シリーズ比較
Sony α7S III、Sony α7S II、Sony α7 IIIを13個の項目について比較した表を以下にまとめておきます。
α7シリーズ比較 | ![]() α7S III |
![]() α7S II |
![]() α7 III |
センサー | 1210万画素 Exmor R CMOS | 1220万画素 Exmor R CMOS | 2420万画素 Exmor R CMOS |
プロセッサー | BIONZ XR | BIONZ XR | BIONZ X |
最大ビデオ解像度 | 4K 120p | 4K 30p | 4K 30p |
感度 | ISO 80-102400 (ISO 40-409600) |
ISO 100-102400 (ISO 50-409600) |
ISO 100-51200 (ISO 50-204800) |
RAWビデオ撮影 | 16-bit 出力 | ||
最大色深度 | 10-bit 4:2:2 | 8-bit 4:2:0 | 8-bit 4:2:0 |
プロファイルの範囲 | S-Log2 S-Log3 HLG HDR |
S-Log2 S-Log3 |
S-Log2 S-Log3 HLG HDR |
AF | 759ポイント位相検出 (カバー率 92%) |
169ポイント位相検出 | 693ポイント位相検出 (カバー率 93%) |
手ブレ補正 | ボディ内5軸手ブレ補正 | ボディ内5軸手ブレ補正 | ボディ内5軸手ブレ補正 |
ファインダー | 940万画素の有機EL EVF | 236万画素の有機EL EVF | 236万画素の有機EL EVF |
液晶 | バリアングルタッチスクリーン | チルトLCD | チルトタッチスクリーン |
記録メディア | 2 x CFexpress Type A/SD | 1 x SD | 2 x SD |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FZ50 | NP-FZ100 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ボディのみで約45万円というかなり攻めた価格設定ですが、4K撮影の性能やバリアングルなど欲しい機能が全て詰め込まれ、その値段に見合った価値を提供してくれると予想されるSONY α7S III。
今後の展開が楽しみです。
この記事の他にも、『ちょっと暮らしを素敵にしてくれるモノ』、『知っておくと日々の生活で役に立つコト』など、僕が本当に良いと感じた『モノ』・『コト』を分かりやすく紹介しています。気になる方はぜひいろいろ見てゆっくりしていってくださいね。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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