- 「ZV-1の方が向いている人」
- 「X-T200の方が向いている人」
【徹底比較】ZV-1 VS X-T200
ZV-1とX-T200を比較するために、重要な項目のみをピックアップした表を以下に作成しました。
SONY ZV-1 | FUJIFILM X-T200 | |
本体サイズ | 105×60×43.5 mm | 121×83.7×55.1 mm |
重さ | 294 g | 370 g |
バッテリー駆動時間 | 約75分 | 約95分 |
手ブレ補正 | 強い | かなり強い |
有効画素数 | 2010万画素 | 2424万画素 |
オートフォーカス | かなり強い | 強い |
値段 | 99900円(本体のみ) | 36960円 (本体のみ) |
〜大きさ・重さ〜
ZV-1はコンパクトカメラ、X-T200はミラーレスカメラと分類されるようにZV-1の方がひとまわり小さく、さらに軽く作られています。しかし、ミラーレスカメラでここまでコンパクトに仕上げられているX-T200
〜機能(バッテリー駆動時間・手ブレ補正)〜
バッテリー駆動時間はZV-1が75分、Osmo Pocketが140分となっています。これは連続して動画を撮影し続けた場合の耐久時間を示しています。
VLOGを撮影する上で欠かせない機能が「手ブレ補正」。 ZV-1では「光学式手ブレ補正」、Osmo Pocketでは「3軸スタビライザージンバル手ブレ補正」が搭載されています。
手ブレ補正の強さはOsmo Pocketが僅差で強いといった印象。ドローンやカメラ用ジンバルなどで業界を席巻しているDJIが開発したOsmo Pocketは小さな本体からは考えられないほど強力な手ブレ補正機能を備えています。
しかし、ZV-1の手ブレ補正もカメラ業界のなかではトップクラスであることは間違いないでしょう。
〜カメラ性能〜
表における「有効画素数」〜「オートフォーカス」がカメラの性能を示しており、カメラの性能に関してはZV-1が上回っています。
F値は焦点距離を表しており、「F値が小さければ小さいほど背景がボケる」と覚えておきましょう。(厳密には少し異なりますが、最初のうちは気にしなくて大丈夫です。)
画角に関してはそれぞれ24mm,26mmであり、自撮りをするにはどちらも少し狭いと感じてしまうかも。 しかし、ZV-1はシューティンググリップとセットで売られているように、グリップを使うことを前提として設計されています。それによって、カメラのレンズから顔までの距離がグリップの長さの分だけ大きく取れるため、Osmo Pocketに比べると余裕を持った構図でVLOGを撮れると考えられます。
〜値段・コストパフォーマンス〜
ZV-1は2020年5月に発売されたばかりであり、10万円を超えかなり値段が張りますが、Osmo Pocketは発売当時から10000円程度値下がりした35000円前後という、カメラにしてはかなり低い価格帯に落ち着いています。
コストパフォーマンスを考えた場合、高いお金を払えば良い機能がそろった良いカメラが手に入ることは当たり前ですが、ZV-1の3分の1程度の金額でOsmo Pocketが手に入ると考えればかなり高コスパな選択である言えます。
ZV-1にしかない便利な機能・強み
主役が映えるユニークなワンタッチ機能「背景ぼけ切り換え」
背景をぼかしたいときは、「背景ぼけ切り換え」ボタンを押すだけ。 一気に雰囲気がガラッと変わり印象的なシーンに。焦点を合わせたい対象物が際立った印象的な映像が撮影できます。
また逆に、背景をボケさせずに街並みや風景をクリアに見せたいときも、ボタンひとつで切り換えることができます。
素早くピントの移動ができる「商品レビュー用設定」
「商品レビュー用設定ボタン」をひと押しすれば、顔から商品へ、商品から顔へのピント合わせがスムーズに行えます。
焦点を合わせるべき被写体をすばやく判別し、驚くべき速さでその被写体にピントを合わせることができます。
肌を明るくキレイに撮影する「美肌効果」
画面内に人の顔が写っているときにその顔を認識し、自動的に写りが良くなるように色調を整え、肌を明るくキレイに撮影してくれます。
女性にとっては嬉しい機能に違いありません。